1999-04-22 第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第10号
いずれにしても、そういった見方からして、私どもは、一つは精神分裂病患者さんを中心としての地域ケアの推進でありますとか、あるいはストレスとの関係でいえば、心の健康づくりといったものに目を向けて今後事業を展開する必要があるのではないか、このように思っております。
いずれにしても、そういった見方からして、私どもは、一つは精神分裂病患者さんを中心としての地域ケアの推進でありますとか、あるいはストレスとの関係でいえば、心の健康づくりといったものに目を向けて今後事業を展開する必要があるのではないか、このように思っております。
私どもが本当に心配し、またよく知った事件としては、平成二年十月に衆議院議員の丹羽兵助先生が名古屋の陸上自衛隊第一〇師団の式典に来賓として出席中に、精神分裂病患者で入院しておった者がまさにナイフで刺した、そして亡くなったという不幸な事件もございました。
けれども実際にツツガムシ・リケッチャーの接種後の実情、それに対する関係者の態度等を調査いたしますと、先ほど申しましたリケッチャーを接種した森田露子等の患者の大半は、最近の医学上発熱療法がほとんど効を奏しないといわれております慢性的精神分裂病患者でありまして、適応患者の選択について良心的な配慮がなされたと認めがたい点があるのであります。